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基 調 講 演

  • 機能と意味の充足ゲームを通じての現実の社会的構築

    - 教育は現実の社会的構築に如何に関与するのか -

    8/20 15:00-16:30

    登壇者

    • 出口 弘

      出口 弘


      東京工業大学大学院総合理工学研究科 教授


    • 要旨:
      本発表では、ゲームを現実の社会的構築という側面から取りあげる。そのために「ゲーム」という概念を広義に捉え、ゲームを「約束事として規定される仮想的な状況に対する役割参加或は意味的な参加を通じて、その約束事の内部での目標の達成に向けての達成感の獲得とその為の行為や解釈の結果に関する何らかの承認過程を通じて人々の意欲を協調的な或は競争的な目標の達成に導く仕掛け」と捉える。その上で、ゲームという仮想の約束事の中での活動と、社会の中での制度的な約束毎の二重写しの関係を明確にする。

      さらに、近代の役割の流動化の中での、役割遂行能力に関する人的資本形成の支援プロセスとしての近代の「教育」が、仮想的なゲームの約束事と社会的現実の制度的枠組みの中で二重に構築される機能的或は意味的な充足の達成メカニズムとどのように関係し、また今後如何に関係して行くかについて論じる。


      略歴:
      1986年 東京工業大学総合理工学研究科システム科学博士課程修了
      福島大学経済学部助手、福島大学行政社会学部助手、国際大学松下図書情報センター助教授、国際大学グローバルコミュニケーションセン助教授&専任研究員、中央大学商学部助教授、京都大学経済学部助教授、2001年10月より東京工業大学総合理工学研究科
      知能システム科学専攻教授、エージェントベース社会システム科学研究センター長を経てとして2016年4月より東京工業大学情報理工学院教授として現在に至る

      学位:
      昭和61年12月 理学博士 東京工業大学総合理工学研究科
      平成13年 9月 博士(経済学) 京都大学経済学研究科

      専門:
      主体を含む複雑系、エージェントベースモデリング、ゲーミングシミュレーション、進化経済学、科学基礎論

      学会:
      日本シミュレーション&ゲーミング学会 理事・会長
      社会経済システム学会 理事・編集委員長
      国際プロジェクト&プログラムマネージメント学会 評議員
      科学基礎論学会 理事


講 演

  • 現実と情報そして、バーチャル

    8/20 10:30~11:00

    登壇者
    三渕 啓自

    三淵 啓自


    デジタルハリウッド大学 教授


    1961年東京都生まれ。
    83年渡米。その後、サンフランシスコ大学コンピューターサイエンス学科およびスタンフォード大学コンピュータース数学専修士修得。米国オムロンに就職、サンタクララ研究所にて人工知能、画像認識、学習機能の研究に従事。
    94年オムロンを退社し、独立。シリコンバレーにおいてトライ・ユニティー社および 3WC Concepts社を設立。
    97年日本において日本Webコンセプツを設立。
    2002年アメリカ・サンフランシスコにて3U.COM社設立。
    04年デジタルハリウッド大学大学院専任教授に就任。
    05年メディアサイエンスラボラトリーNCG研究室室長に就任。
    著書に『セカンドライフの歩き方』(アスキー)、『超実践!セカンドライフ』(角川oneテーマ21)。



  • マインクラフトによって目覚める子供のクリエイティビティ

    8/20 11:00~11:30

    登壇者
    清水 亮

    清水 亮


    株式会社UEI 代表取締役社長 兼 CEO


    株式会社UEI 代表取締役社長兼CEO。長岡市産まれ。
    6歳の頃からプログラミングを始め、高校在学中より3Dプログラミングの雑誌連載を開始。
    電気通信大学在学中、米Microsoftでゲーム機向けSDK開発に携わった後、株式会社ドワンゴの立ち上げに参画。現在、株式会社ドワンゴ会長室第三課課長を兼務する。


  • ゲーミフィケーションで育む創造力

    8/20 11:30~12:00

    登壇者
    サムエル・デビドソン

    サムエル・デビドソン


    株式会社Night Zookeeper 代表


    日本で6年間、英語教師や翻訳会社で従事した後、イギリスから世界に広がる教育ブランド「ナイトズーキーパー」の魅力を日本に伝え、広めるべく起業。グローバル社会を生き抜くために必要な創造力、表現力を育むナイトズーキーパーのコンセプトをベースに、コンテンツの企画プロデュースをしている。


  • ゲームとプログラミング学習のカタチ
    - 初学者向け環境とラーニング・スルー・コンテスト -

    8/20 12:00~12:30

    登壇者
    鷲崎 弘宜

    鷲崎 弘宜


    早稲田大学基幹理工学部情報理工学科 教授

    1976年生まれ。99年早稲田大学理工学部情報学科卒業、01年同大学院理工学研究科情報科学専攻修士前期課程修了、03年博士後期課程修了、博士(情報科学)。02年同大学助手、04年国立情報学研究所助手。05年総合研究大学院大学助手。07年同研究所助教、および、同大学助教。08年早稲田大学理工学術院准教授、および、国立情報学研究所客員准教授。16年同大学教授。再利用と品質保証を中心としたソフトウェア工学の研究と教育に従事。





  • 楽しく学べるマイクラ日本語学校

    8/20 12:30~13:00

    登壇者
    堀井清毅

    堀井清毅


    西町インターナショナルスクール


    西町インターナショナルスクールに勤務する傍ら、週末や休みを利用しスーパーサイエンスキッズアカデミー校長をはじめとする様々な教育活動に従事。日々マインクラフトを使った画期的な学習方法を研究し、この夏、楽しく学べるマイクラ日本語オンラインスクールを開講。世界各国から生徒を集め、スカイプとマイクラを効果的に利用した課題解決型日本語授業を行っている。





パネルディスカッション

ライトニングトーク

  • 8/20 14:00-15:00
    • ゲーム実況とプログラミング学習


      イシジマミキ

      イシジマミキ


      The Marsknowledge 株式会社 代表取締役

      1982年生まれ。Web、DTPに限らず幅広くデザインを行い講演や書籍執筆など多数。2013年にザ・マーズナレッジ株式会社設立。これまでに培ったデザインの考え方やフリーランスの実績を元に、より実践的な技術を教え、企業の即戦力な人材を育てている。
    • なぜ"再び" 「Minecraft×教育」を志すことになったのか。そしてなぜそこに「×地方創生」を加えたか。


      inaka

      inaka


      現在TCRSの代表者を務める学生らしき何か。
      2011年12月にTCRSを立ち上げ、本年で5周年となる。
      個人としては、新しい分野(Minecraft×教育など)の開拓に力を入れている。

    • ゲームと幼児教育の一つの共存の形


      つっつクラフト おとうさん

      つっつクラフト おとうさん



      5歳の息子と共に、現実の世界でマイクラ世界の様々なクラフト作業の再現に取り組む「目指せスティーブ!リアルクラフト」という動画シリーズを制作しています。(代表作:羊から羊毛ブロックをつくろう!)
    • マイクラで資格取得


      ねばーくりあー

      ねばーくりあー



      マイクラの工業動画を作ったり作ってなかったりする人。 情報系の専門学生でプログラミングしたりもする。 マイクラで内定をとった男。
      ニコニコ動画URL:(sm25900758)(sm26867460) Twitter:@neverclear86 プロフ絵ははるかなたさんより
    • spigotを使ったマイクラサーバの立て方


      藤井文一郎

      藤井文一郎( @bunichiroh )



      計算力学で社会人キャリアを開始するが1995年、新規事業で始まったISP事業に参加。
      Webアプリケーション開発やオープンソース活用、システム運用とインターネット技術一筋に従事する。現在はPlayStaion Networkの運用業務に従事。プロトコル解析やパケット解析、応答解析といった詳細な事象解明とアプリケーションの高負荷・複雑系テストを得意とする。
    • 同人活動から見た、親子とマインクラフト


      宮乃ぺこ

      宮乃ぺこ



      同人活動を始めるきっかけは、マインクラフト。プログラマになったきっかけも、就職時の自己アピールもマインクラフト。
      人生初の海外旅行もマインクラフトイベントのため。そんなマインクラフトと同人にまみれた人生を送っています。
      同人を通して、もっとマインクラフト人口を増やすために、日々活動を行っています。

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